古書店などで臭う独特の香り成分は「リグニン」、しかし高級紙ほどその量も減る傾向に

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【編集部記事】米国のビジネスニュースブログ「The Quartz」によると、紙書籍の香りを再現する香水がマニア向けに続々と発売されているとのこと。

 記事によると、図書館の棚や古書店で臭う独特の香りは、植物繊維の時間的化学分解によって生まれる「リグニン」という成分によるもので、古書や新聞など、安価な用紙を使っている作品ほどその香りが強く発せられるとのこと。しかし、最近の市販書籍で多く使われている高級紙では、その発生量が少なく、さらに電子書籍ユーザーの台頭などもあって、ニッチな香水マーケットを生み出す要因になっているという。【hon.jp】

問合せ先:The Quartzの記事( http://qz.com/684424/the-sweet-sexy-smell-of-old-books-is-a-perfume-fad/

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