オーストリアのIT法律専門家「法的には、電子書籍も相続対象である可能性がある」

noteで書く

《この記事は約 1 分で読めます(1分で600字計算)》

【編集部記事】ドイツの電子書籍ニュースサイト「ebook-fieber.de」によると、オーストリアのIT法律専門家が、法的には電子書籍も相続対象になりうる可能性が高いと指摘しているとのこと。

 これは、オーストリアの公共TV局「ORF」サイトに投稿された記事によるもので、現地の法律専門家であるStefan Winklbauer氏が指摘。通常、電子書籍などのデジタルコンテンツはAmazon・Apple等の配信業者とユーザーとの間に交わされるライセンス契約は、第三者への譲渡はできない。しかし、それはオーストリアの財産相続法の上をいくものではなく、記録に物理媒体を使う以上、後者のほうが法的効力が強いとのこと。

 実際に相続可能かどうかはまだ判例が存在しないため断定はできないが、今後そのような裁判が起こった場合、相続可能であると判断される可能性が高いという。【hon.jp】

問合せ先:ebook-fieber.deの記事( http://ebook-fieber.de/ebooks/digitales-hab-und-gut-kann-man-seine-ebooks-vererben/63990

noteで書く

広告

著者について

About hon.jp Staff 7938 Articles
株式会社hon.jp(2018年3月31日で解散)スタッフによる記事のアーカイブです。ニュースメディア「hon.jp DayWatch」はNPO法人HON.jpが事業継承し、2018年10月1日より「HON.jp News Blog」へ名称変更、リニューアルして運営しています。リンク先が消えている場合は、Wayback Machineなどを利用すると、当時の記事が掘り出せるかもしれません。
タグ: / /