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株式会社ビットウェイ(本社:東京都台東区)は10月23日、業界では初となる電子取次ぎシステムを開発し、携帯コミックの取次サービスを本格的に開始したことを発表した。
同システムは、データを一元管理することで各電子書店への電子書籍の配信を効率的に運用することができ、デジタルデータの流失の危険を回避することができるというもの。また各出版社がリアルタイムで販売状況を確認できる機能なども装備。取次サービスの開始にあわせ、講談社の週刊コミック雑誌「モーニング」から、「ドラゴン桜」「天才柳沢教授の生活」などの30作品を23日よりケータイコミック販売4社(アクセルマークの「ベストヒットCOMICS」、コミックジェイピーの「comic.jp」、ビクターネットワークスの「コミック★COMIC」、パナソニックシステムソリューションズの「最強☆コミック」、およびビットウェイが自社で運営している「Handyコミック」を提供する。
同社は今後、携帯コミックの取次ぎだけでなく、携帯書籍(文芸作品)、PC向けのコミック、書籍の取次ぎも順次行うとともに、電子書店の販売拡大のためのコンサルティング、プロモーション支援などを行っていく予定だ。
【関連サイト】
株式会社ビットウェイの本件に関するプレスリリース
http://www.bitway.co.jp/news_release/2006/1023.html