講談社「NOVEL DAYS」終了へなど 日刊出版ニュースまとめ 2026.08.19

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 伝統的な取次&書店流通の商業出版から、インターネットを活用したデジタルパブリッシングまで、広い意味での出版関連ニュースをデイリーでまとめて配信。ボットではありません。AIも使っていません。中の人がすべて自分の目で読んで、手作業でまとめています。2026年度のピックアップログ全件はこちら

お知らせ

今年もやります! 即興で小説を書いて本にして販売開始まで3日間でやりきる出版創作イベント「NovelJam 2026」クラウドファンディング実施中!

政治

生成AI学習データの公開や権利者への開示など要求、海外企業にも適用・罰則見送り…政府が知財保護案〈読売新聞(2026年8月18日)〉

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著作権侵害の懸念が根強いAIの学習データの収集方法などを公開させるとともに、

政府がそういう言い方するかなあ……読売新聞が勝手に「著作権侵害の懸念が根強い」って書き足してるんじゃないの?(鷹野)

AI時代の知的財産権検討会(第13回) 議事次第〈知的財産戦略本部(2026年8月18日)〉

ひとことコメント

朝に読売新聞記事を読んだ段階ではまだこの議事次第の公開に気づいてなかったんですが、あとから気づいて確認したら、やっぱり「著作権侵害の懸念が根強い」なんてことは書いてないですね。「生成AIの開発・学習等も含めたデータの活用に関しては、他者の知的財産権を侵害しないこと」くらいのことはもちろん書いてありますけど。(鷹野)

デジタルな形態を含む教科書の発行・採択等の指針に関する検討会議(第5回)配布資料〈文部科学省(2026年8月18日)〉

ひとことコメント

ここへきてようやく、デジタル教科書のアクセシビリティの話がガッツリ出てきましたよ。読売新聞さんは報じるかな?(報じないだろうな)(鷹野)

社会

米Amazonが希少な紙の本をAIトレーニングのために大量購入中? 海外メディアの追跡調査で発覚【やじうまWatch】〈INTERNET Watch(2026年8月18日)〉

Hidden Airtag reveals Amazon is trashing rare books to train AI(隠されたエアタグが、アマゾンがAIの訓練のために貴重な書籍を廃棄していることを暴露)〈Ars Technica(2026年8月18日)〉

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AirTag入れて追跡調査したんですって。やるなあ。しかし「貴重な書籍を廃棄」云々ってのは、わりと筋が悪い批判だと思います。貴重だと思うなら自分で買っておけよって話ですから。(鷹野)

欧州連合(EU)、公共図書館の多様な役割と将来像をまとめた調査報告書を公開〈カレントアウェアネス・ポータル(2026年8月18日)〉

マンガ産業を支えるキープレーヤーを讃える「IMART AWARD 2026」ノミネートを発表〈MANGA Watch(2026年8月18日)〉

ひとことコメント

おー、次から次へ新しい手を打ちますねぇ。すばらしい。(鷹野)

Amazonが顧客をAIと誤認し、レビューへのアクセス制限 bot被害が拡大〈日経クロストレンド(2026年8月18日)〉

社説:性加害問題と小学館 深刻な人権意識の欠如だ〈毎日新聞(2026年8月18日)〉

図書館流通センターとリコージャパン、さいたま市立大宮図書館でAI音声コンシェルジュを活用した図書館案内の実証実験を開始〈株式会社図書館流通センター(2026年8月18日)〉

【シンガポール】読書で仮想通貨獲得 図書館庁、9月からのキャンペーンで導入へ〈時事ドットコム(2026年8月17日)〉

地域の書店減に歯止めへ 豊橋市が学校図書購入の運用見直し 「図書装備費」をあらかじめ上乗せ〈東愛知新聞(2026年8月17日)〉

ひとことコメント

装備費込みで値下げまでしなきゃいけないって、どう考えても「行政による買い叩き」でしたもんねぇ……是正されて何より。(鷹野)

経済

講談社の小説投稿サイト「NOVEL DAYS」サービス終了 来年3月 作家が「編集者と出逢える場所」〈スポニチ Sponichi Annex 芸能(2026年8月18日)〉

NOVEL DAYS サービス終了のお知らせ|公式お知らせ〈NOVEL DAYS(2026年8月17日)〉

ひとことコメント

あらまあ……お疲れさまでした。マンガ投稿のDAYS NEOは大丈夫かしら?(鷹野)

通販生活が楽天市場から撤退 迎撃ドローン関連の報道受け「企業理念に反する」〈ITmedia NEWS(2026年8月18日)〉

【最新米メディア報告】米書籍出版、憲法を盾に禁書法案とAIに挑む(大原ケイ)〈The Bunka News デジタル(2026年8月18日)〉

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Anthropicの件は、厳密には「海賊版だと知りつつダウンロードして学習用に用いた」ことへの賠償です。正規に購入して裁断してスキャンして破棄した行為はトランスフォーマティブだとして、フェアユース認定されちゃってます。(鷹野)

米Amazon、規約で集団訴訟を禁止–利用で「同意」扱いに〈CNET Japan(2026年8月18日)〉

ひとことコメント

わーお。この場合、規約で法律はオーバーライドできるかしら?(鷹野)

米メディア、サブスク巧拙で収益差 FOXやニューズ・コープ3割増益〈日本経済新聞(2026年8月18日)〉

百貨店が「アニメ」「漫画」「ゲーム」を大展開する理由…オタクコンテンツは海外の高級ブランドと肩を並べたのか〈デイリー新潮(2026年8月17日)〉

2026年1-7月「新聞販売店」倒産31件 止まらない部数減と固定費上昇で苦境続く | TSRデータインサイト〈東京商工リサーチ(2026年8月17日)〉

『ジャンプ』『IKKI』元編集長ら、新Web漫画レーベル「MANGABU!」発足 15作品の連載開始〈KAI-YOU(2026年8月17日)〉

パズル誌「ナンプレ広場」の出版社が破産開始 コンビニ向け販売撤退〈朝日新聞(2026年8月17日)〉

株式会社インテルフィン|倒産速報〈株式会社 帝国データバンク[TDB](2026年8月17日)〉

「買ったからずっと読める」とは限らない comico終了が投げかける電子書籍の課題〈おたくま経済新聞(2026年8月17日)〉

ひとことコメント

ちゃんと引き継ぎ先を用意していても、こういう批判をされてしまうのですね。まあ、一部移行できない本があるのは事実のようですが。「サービス終了で消える電子書籍」は過去の例から注目を集めやすい話題ですよね。だからこそ批判的な記事が出てくるというのもあるでしょうけど。ちなみに、以前メルマガ増刊号で紹介した所有できるDRM「LCP」はAdobe対抗だから、日本には来ないかもと思ってます。(鷹野)

イベント

日本出版学会 関西部会・学術出版研究部会共催「J-STAGE 全文XML登載必須化――現状と課題」報告:中西秀彦氏〈大阪府大阪市北区(MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店)/8月21日〉

国立国会図書館・内閣府知的財産戦略推進事務局「デジタルアーカイブフェス」〈オンライン/8月25日〉

日本電子出版協会「日本語をデジタルに載せる ―― ヒラギノからJLReq-dまで」講師:木田泰夫氏〈オンライン/8月28日〉

日本電子出版協会「激変する市場のトレンドと次世代ビジネス戦略 ーー『電子書籍ビジネス調査報告書2026』から」講師:飯田一史氏・柴谷大輔氏〈オンライン/8月31日〉

文化通信社 第6回 活字文化フォーラム「出版流通の転換点―書店の持続可能性を考える」〈東京都台東区(東天紅上野本店)/9月4日〉

日本電子出版協会「『本とコンピュータ』から『軽出版者宣言』へ」講師:仲俣暁生氏〈オンライン/9月4日〉

第1回 朗読フェスティバル「NovelRecital」〈世田谷文学館+オンライン(2026年9月19日)〉

お知らせ

文学フリマ大坂14に出店します

9月13日(日)にインテックス大阪2号館で開催される文学フリマ大坂14に出店します。ブース番号は い-25〜26 です。

NovelRecitalブース出店募集中!

9月19日(土)に世田谷文学館で開催される朗読フェスティバル「NovelRecital」のブース出店申込は「朗読あり」枠が完売、残るは「朗読なし」枠のみとなりました。詳細は下記リンク先をご確認ください。

新刊『出版とフリー 〈無料〉との競争の果てに起きたこと』について

クリス・アンダーソンの名著『フリー〈無料〉からお金を生みだす新戦略』(2009年・NHK出版)を再読し、日本の出版状況に合わせて考察した10年前の連載コラムが本になりました。最終章は書きおろしの「生成AIとフリー」です。

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