「電子書籍の索引ページを軸にセマンティック化しよう!」ビッグデータ専門家が提唱

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【編集部記事】WordPress向け電子書籍CMSプラグインをオープンソース公開中のPressBooks社(本社:カナダ・オンタリオ州)が、ビッグデータ関連のIT書籍作者であるAlistair Croll氏が提唱する「API for Books」提案を紹介している。

 Croll氏は、出版業界プロが見逃しがちな電子書籍の最後に付けられる「用語索引ページ」に着目。EPUB電子書籍ファイルの制作経験者ならわかると思うが、索引ページは通常、本文中の各キーワードとHTMLの<a>タグで相互参照し合う構造となっている。その<a>タグに「id=”place”」「id=”people”」など属性を加えるだけで、たとえば登場キャラたちの地図上での経路追跡などが行なえる、セマンティック型の電子書籍ビューワが実現可能になるとのこと。

 日本でもすでに「一太郎2013 玄」など、EPUB制作者向けの自動索引生成機能を搭載しているオーサリングツールがいくつかあるが、Croll氏の提案は今後とても重要なものになっていくだろう。【hon.jp】

問合せ先:PressBooksのブログ記事( http://blog.pressbooks.com/?p=206

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