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【編集部記事】ネットと機械学習アルゴリズムを使い、実用書ジャンルの電子書籍を自動作成するベンチャーのNimble Books社(本社:米国ミシガン州)が面白い。
Nimble Booksサイト自体は、OpenCalaisやApache Tikaなど無料ドキュメント機械学習システムとWikipediaなどパブリックドメインの情報サイトを連携させた実験サイトで、現在のバージョンは0.4.0.1。米国ではすでに2000年から似たような全自動ロボット出版社ICON Group International社(本社:米国カリフォルニア州)などが存在するが、Nimble Booksの特長はLinked Dataなど通称“Web 3.0”技術をフル活用している点。さらに、ソースドキュメントをユーザー自身で追加投入したり、自分自身で制作物を再編集できる。
EPUB形式での制作も受け付けており、Amazonなど電子書籍販売サイトへの仲介サービスも実施中。ただ、ビジネスモデル的には、システム精度を高めて、企業向けシステム分野などを開拓していきたい模様だ。【hon.jp】
問合せ先:Nimble Booksのシステム概要( http://www.nimblebooks.com/magento/index.php/about-nimble-combinatorial-publishing )