米Google社、仏出版社団体および作家団体と協定、絶版書をGooglePlay上で電子書籍として発売へ

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【編集部記事】フランスの出版業界ニュースサイト「ActuaLitté」によると、Google社(本社:米国カリフォルニア州)は現地時間6月11日、フランスの出版社団体Syndicat national de l’édition(本部:仏国パリ市、以後:SNE)および作家団体Société des gens de lettres(同)と協定を締結し、現在流通されていない書籍を電子書籍として販売することを発表した。

 協定内容は、当面はSNE会員600社が「絶版である」と正式に認めた書籍についてのみに対して行なわれ、Google社のAndroid向け電子書籍販売ストア「GooglePlay Books」で販売される。

 ちなみに、仏政府は今年2月に2000年12月31日以前の絶版書のデジタル出版権をフランス文化省が強制掌握する法律を可決したばかりだが、Google側は「その法律とは関係なし」とコメントしている模様。【hon.jp】

問合せ先:仏ActuaLittéの記事( http://www.actualitte.com/dossiers/monde-edition/reportages/accord-google-un-internet-raisonne-ou-chaque-partie-se-comprend-1745.htm

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