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【編集部記事】Amazon社(本社:米国ワシントン州)は現地時間の1月31日、同社の会計第4四半期(2011年10月〜12月)の業績発表を行なった。
それによると、売上高が前年同期比+35%の174億ドル(約1.3兆円)を記録しながらも、「Kindle Fire」「Amazon Prime」などを含む先行投資プロジェクトのコスト負担が予想以上に重く、純益は-57%の1.77億ドル(約135億円)。これはウォール街の事前予想を下回る数字で、さらに現在の第1四半期(2012年1月〜3月)については赤字転落する可能性も示唆されたため、同社株には失望売りが集まり、本稿執筆時点(深夜取引)で-17%ほど株価が下がっている模様。
Amazon社は創業当時から赤字覚悟で先行投資を優先する経営スタイルで有名だが、今回のKindle Fireなどコストになっている新規プロジェクト群が本当に将来利益を出すのかどうか、証券アナリストたちは注視している。【hon.jp】
問合せ先:米Bloomberg.comの記事( http://www.bloomberg.com/news/2012-01-31/amazon-s-sales-miss-estimates-profit-drops-as-expenses-surge-shares-drop.html )