Google Book Search裁判「The Authors Guildは、作家たちの代表者ではない」とGoogle側が第1手

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【編集部記事】もともと2005年に始まり、今月から再開した「Google Book Search訴訟」について、被告側のGoogle社(本社:米国カリフォルニア州)が原告側にThe Authors Guild(本部:米国ニューヨーク州)などの作家団体が混じっていることがおかしいとして、米ニューヨーク連邦地裁のDenny Chin判事に彼らを原告団から外すよう要請した。

 現地報道によると、Google側は「原告側に混じっているThe Authors Guildは、作家たちの代表と自ら評しているだけで、原告団の中にいる資格はない」として原告側を作家個人に絞るよう要請した模様。これはGoogle側にとって第1手で、相手を作家個人だけに集中させる狙いがある模様。

 本件について、年明け1月にも原告団からの反対弁論が行なわれる予定。【hon.jp】

問合せ先:Ars technicaの記事( http://arstechnica.com/tech-policy/news/2011/12/google-tries-to-kick-authors-guild-out-of-court-in-book-case.ars

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