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【編集部記事】米国の作家団体The Authors Guild(本部:米国ニューヨーク州)によると、現地時間5月8日、ニューヨーク連邦地裁Denny Chin判事がクラス訴訟として認定した「Google Book Search訴訟」について、その認定を控訴していたGoogle社(本社:米国カリフォルニア州)に控訴裁判所が「判断できない」と通達した模様。。
2005年に始まり、双六ゲーム状態になってもうすでに8年目となる本裁判では、昨年5月に入り被告側のGoogle社(本社:米国カリフォルニア州)が原告団からThe Authors Guildなど作家団体を排除するよう裁判所に要請。しかし、Chin判事が「クラスアクション訴訟の範囲内である」としてその要請を却下し、Google側が控訴審に訴えていた。
戦いの場所を控訴裁判所に移し、Denny Chin判事から少しでも離れたかったGoogle社だったが、控訴審は裁判官3人が「判断はDenny Chin判事の後にしよう」と結論を出したため、結局は「振り出しに戻る」状態になってしまったようだ。【hon.jp】
問合せ先:Authors Guildのプレスリリース( http://www.authorsguild.org/advocacy/appellate-court-in-google-lawsuit-is-class-certification-review-premature/ )