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株式会社KADOKAWAは4月1日、運営する「魔法のiらんど」を小説投稿に特化したサイトへリニューアルした。ホームページサービス、ブログ、フィーチャーフォン向けサービスなどは同日に終了した。
「魔法のiらんど」は、誰でも簡単に携帯電話対応のホームページを無料で作成できるサービスとして、株式会社ティー・オー・エス(当時)が1999年12月にサービス開始。2006年4月に法人名を株式会社魔法のiらんどへ変更。2005年12月に美嘉が公開した「恋空」がヒット、2006年10月発売の単行本(スターツ出版)は200万部超のベストセラーになり、いわゆる「ケータイ小説」ブームを生み出した。
2010年3月に株式会社アスキー・メディアワークス(当時)の子会社となり(記事)、2011年1月に吸収合併。アスキー・メディアワークスは株式会社KADOKAWAのブランドカンパニーとして2013年10月に吸収合併され、「魔法のiらんど」はKADOKAWAの運営となった。
これまで、ホームページ作成サービス、ブログ、掲示板、読書ログ、アルバム、メルマガなどの機能を提供していたが、今回のリニューアルで小説投稿に特化したサービスへ生まれ変わった。KADOKAWAによると、現在のユーザーは99%が女性で、リニューアル前の月間ユニークユーザー数は160万人、月間ページビューは3億。
参考リンク
魔法のiらんどのお知らせ