オーディオブック市場は2024年度260億円市場に ~ MDB Digital Search 有望市場予測レポート

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 株式会社日本能率協会総合研究所は1月9日、運営する「MDB Digital Search」の有望市場予測レポートで、オーディオブック市場の調査推計を発表、2021年度に約140億円、2024年度には約260億円市場に成長すると予測した。

 同調査でのオーディオブックは、「声優やナレーターが朗読した書籍、講演・話芸などをコンテンツ化し、音声データ自体を商品としてウェブで提供しているサービス」と定義されている。人気声優を活用した朗読コンテンツは若年層から、講演会などは中高年層から支持されており、中でも、30代から40代の利用が特に多いとのこと。

 利用者の過半数が移動中に使用しており、三大都市圏では通勤時の電車内、それ以外では自動車の運転中での利用が多い。今後、サービス認知度の向上や提供コンテンツの充実化により、市場規模が拡大する見通しとしている。レポートの詳細は、MDB Digital Search で提供されている。

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About 鷹野凌 823 Articles
NPO法人HON.jp 理事長 / HON.jp News Blog 編集長 / 日本電子出版協会 理事 / 日本出版学会理事 / 明星大学 デジタル編集論 非常勤講師 / 二松学舍大学 編集デザイン特殊研究・ITリテラシー 非常勤講師 / デジタルアーカイブ学会 会員 / 著書『クリエイターが知っておくべき権利や法律を教わってきました。著作権のことをきちんと知りたい人のための本』(2015年・インプレス)など。
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