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株式会社インプレスR&Dは1月30日、同社の展開する個人向けの「著者向けPOD出版サービス」と出版社向けの「出版ブランド開設サービス」が、北米・欧州6カ国のAmazon POD販売に対応したことを発表した。
対象は、日本語以外の言語で書かれた本。アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スペインの6カ国で、Amazon PODによる紙書籍の販売が、誰でも無料で可能となる。販売数に応じた支払いは、各国通貨ではなく日本円となる。
インプレスR&Dは昨年12月に、自社出版物の北米・欧州でのPOD販売の開始を発表(記事)。その際、「著者向けPOD出版サービス」と「出版ブランド開設サービス」を通じた海外販売は、2020年1月をめどに標準サービスとして提供する予定としていた。今回、それが予定通り実装されたことになる。
なお、インプレスR&Dの「著者向けPOD出版サービス」は、2019年の Amazon.co.jp での販売数は5万6000冊、販売額は1億2000万円、対前年比160%超で成長していることが明かされている。今回の海外販売の展開開始により、売上規模はさらに拡大していくことが予想される。
参考リンク
株式会社インプレスR&Dのプレスリリース
https://www.impressrd.jp/news/detail/79
www.impressrd.jp