英書店業界、今年度の売上高は総じて軟調傾向、小説部門は電子書籍ブームの影響もあり10%減少

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【編集部記事】英出版業界ニュースサイト「The Bookseller」の報道によると、英国の書店業界における紙書籍売上高が9月24日に年初来累計で10億ポンド(約1,180億円)を突破したとのこと。これは2010年と比べて約2週間遅れで、業界全体が軟調であることを示している。

 データ元は書店POSデータなどを集計している現地Nielsen Bookscan社。英国の主要出版社の売上に電子書籍が占める割合が、昨年の4%から5%に対して、最近では9%から10%に達しており、電子書籍への移行が進んでいることが主因と分析している。

 電子書籍ブームの影響を最も強く受けたのは小説部門で、前年比で10%減少のペースだという。一方、ノンフィクション部門はあまり影響がないようで、むしろ昨年より若干増加しているとのこと。【hon.jp】

問合せ先:The Booksellerの報道 http://www.thebookseller.com/news/book-sales-pass-%C2%A31bn-mark.html

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