中国Hanvon社、電子書籍端末が不調で第1四半期が赤字、重役9人に株インサイダー取引疑惑

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【編集部記事】中国・台湾の各種報道によると、中国の電子書籍端末メーカー最大手であるHanvon社(本社:中国北京市)の第1四半期業績発表にからみ、社長を含む同社重役9名に株インサイダー取引の可能性があることが発覚した模様。

 中国・毎日経済新聞の記事等によると、Hanvon社はタブレット機メーカーからの価格攻勢や作品不足のあおりで電子書籍端末の販売成績が当初計画に達せず、今月17日に2011年第1四半期の業績が約4,600万人民元(約5.6億円)の赤字に転落したことを発表。しかし、その発表内容を事前に知っていた重役9名が3月に個人保有株を売り抜けており、インサイダー取引の可能性があるとのこと。

 中国では大手出版社が総じて電子書籍に非協力的であるため、Hanvon社は作品不足に苦労している模様。【hon.jp】n

問合せ先:CRIENGLISH.comの記事( http://english.cri.cn/6826/2011/05/20/168s638658.htm

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