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【編集部記事】米オーディオブック配信最大手のAudible.com(本社:米国ニュージャージー州)は現地時間の5月12日、個人作家自身が直接オーディオブックを制作指揮できる新サービス「Audiobook Creation Exchange (ACX)」を公開した。
ACXは主に個人作家・中小出版社を対象にした新サービス。音声化権が未活用状態となっている作品について、オーディブック化の希望を登録すると、フリーのナレーターやスタジオなど制作メンバーを募集・検索でき、ファイル制作とAudible/Amazon/iTunes等への流通販売がまとめて行なえる。費用はAudible社と依頼者側(+制作チーム)間でのレベニューシェア制となっており、販売実績に応じて25%〜90%というレートが段階的に著者側に支払われる。
同社では「米国内ではビジネス書の9割以上がまだ音声化されておらず、それらの作家や出版社は新しい収入源が確保できる」とコメントしている。【hon.jp】n
問合せ先:ACXサービスのサイト( http://www.acx.com/ )