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【編集部記事】現地報道によると、Amazon社(本社:米国ワシントン州)が将来的に同社ECサイトの書籍紹介ページで使っている全文検索機能「Search Inside This Book(なか見!検索)」を拡張し、有料化する可能性を模索している模様。
各種記事等によると、米国特許商標庁の特許申請データベースにAmazon社が2004年に申請したビジネス特許の1つが先週認可され、その内容がSearch Inside This Book機能を使った有料立ち読みサービスに関するものであるとのこと。同特許申請では、このシステムを使って1語〜1章単位で逐次ユーザー請求を行ない、ユーザーが結果的にその紙書籍の購入を決めたら、代金から前者の代金分を割り引くというもの。
ちなみに、Amazon社CEOのJeff Bezos氏は2005年に、米Google社に対抗して電子書籍をページ売りする「Amazon Pages」というサービスを盛大に発表したが、結局サービス自体は実現しなかった。本特許がそのAmazon Pages実現に向けたものだったのかどうかは不明。【hon.jp】n
問合せ先:米DailyFinance.comの記事( http://www.dailyfinance.com/story/company-news/amazon-pay-search-inside-book-customers/19647266/ )