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ケータイ小説の第一人者 内藤みか氏のトークライブ（2005年01月17日）
大手出版社の新潮社が運営する携帯電話向け電子書籍販売サイト「新潮ケータイ文庫」で現在、『いじわるペニス』『ラブリンク』などの著作でブレイク中の作家・内藤みか氏が意欲的にトークライブにも取り組んでいる。
内藤みか氏は2003年12月から「新潮ケータイ文庫」上で『いじわるペニス』の連載を開始。「2週連続でアクセス数が下回るとその時点で連載を打ち切る」というルールのサドンデス小説として配信され、20代から30代女性読者の反響を呼び1日のアクセス数が1万を超えるヒットとなった。同タイトルは2004年10月に単行本化されて売上は堅調。また、9月より新たに開始された連載『ラブリンク』（2005年1月現在連載中）も前作を上回るアクセス数を記録するなど、ケータイ小説の第一人者として最近注目の作家。
内藤氏はほかに大手携帯ショッピングサイト「ガールズウォーカー」内でもエッセイ『一円生活のススメ』を連載。携帯コンテンツビジネスにも積極的で、来る2月12日サイト運営をするセルヴィル社のwebmaster.fumiki氏、そのサイトで掲示板運営をする二松まゆみ氏とともに『誰も知らない携帯ビジネス・月商数億の現場から』のテーマでトークライブを行なうことになった。申し込みはWeb上で受け付けている。
翌週の19日には『ほんとうにだいすきだったあなたへ』（ぶんか社/2月発行予定）の出版記念に、ネット詩人・吉井春樹氏との合同トークライブを企画。
著者自らが運営するホームページによれば、出版社をはじめとする小説の執筆依頼が急激に増えている模様。またトークライブの方も3月に2本予定されている。2005年の内藤みか氏は書籍・雑誌・ケータイ電子書籍、そしてライブと様々な媒体にわたった表現で読者を楽しませてくれそうだ。
【関連リンク】
内藤みかホームページ
