Google Book Search和解問題の行方に影響も、Denny Chin判事の異動話が浮上

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【編集部記事】米国の法務担当者向けニュースサイト「Main Justice」によると、Google Book Search和解問題の担当判事であるニューヨーク連邦地裁のDenny Chin氏に、異動話が浮上している模様。

 記事によると、Chin判事は昨年10月から上院法務委員会の裁判官昇格人事リストに名が上がっており、まもなく連邦第2控訴裁判所への異動が命じられる可能性が高いとのこと。控訴裁判所は最高裁判事への出世ルートであり、Chin判事自身にとっても喜ぶべき話ではあるが、担当中のGoogle Book Search和解問題の調停作業は今後も難航することが確実視されている。どちらかを捨てるか、それとも異動前に早急にGoogle Book Searchの可否を決断するか、違う意味でも難しい判断を迫られることになりそうだ。

 Chin判事は、昨年のMadoff裁判での振る舞いが国民やマスコミで高く評価され、ホワイトハウス主導で昇格対象の1人として選ばれた模様。【hon.jp】n

問合せ先:米mainjustice.comの記事
http://www.mainjustice.com/2010/03/02/leahy-urges-confirmation-of-google-books-judge/

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