iPhone電子書籍アプリ開発者に人気のIPA和文フォント、新版「IPAexフォント」が無償公開開始

《この記事は約 1 分で読めます(1分で600字計算)》

【編集部記事】IPAこと独立行政法人情報処理推進機構(本部:東京都文京区)は2月26日、同機構が無償配布している和文フォント「IPAフォント」の新版となる「IPAexフォント」をリリースした。

 IPAフォントは、 iPhone/PDA系電子書籍ビューワ開発者の間で人気の高いOpenType和文オープンソースフォントで、とくに明朝体の美しさについては出版業界のプロでも認める人が多く、iPhoneの人気小説系アプリのほとんどがそれを標準採用している。今回あらたに公開された「IPAexフォント」は明朝・ゴシックそれぞれのデザイン修正に加え、プロたちからの要望にこたえ固定幅と変動幅を1つのフォントに統合。より使い勝手のいいフォントに仕上がっているようだ。

 なお、まもなくApple社が発売するiPadでは、フォントファイルの取り扱いが従来より緩和されたため、電子書籍以外のアプリでもこのIPAフォントを見かけることになりそうだ。【hon.jp】n

問合せ先:IPAexフォントのリリース情報( http://ossipedia.ipa.go.jp/ipafont/releasenote.html

広告

著者について

About hon.jp Staff 7938 Articles
株式会社hon.jp(2018年3月31日で解散)スタッフによる記事のアーカイブです。ニュースメディア「hon.jp DayWatch」はNPO法人HON.jpが事業継承し、2018年10月1日より「HON.jp News Blog」へ名称変更、リニューアルして運営しています。リンク先が消えている場合は、Wayback Machineなどを利用すると、当時の記事が掘り出せるかもしれません。
タグ: