Amazonの電子書籍ビューワソフト「Kindle for PC」がクラックされ、DRM除去ツールがネット公開される

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【編集部記事】英「The Register」サイトによると、Amazon(本社:米国ワシントン州)が11月に無償配布を開始したPC向け電子書籍ビューワソフト「Kindle for PC」のコピー保護機能がハッカーたちに解析され、DRM除去スクリプトがネット上で公開された模様。

 記事によると、Kindle for PCのDRM除去方法を見つけたのはイスラエルのハッカーたちで、従来から知られていた旧Mobipocket形式の電子書籍ファイルのクラック手法をさらに発展させたとのこと。Kindle for PCがインストールされたWindowsパソコン上で、公開されたPythonスクリプトを実行することで、旧Mobipocket系作品のコピー保護を取り除く手法のようだ。

 なお、Kindleシリーズの最新の電子書籍ファイル形式であるTopaz(.tpz)のDRMについては、まだ突破されていない模様。【hon.jp】n

問合せ先:「The Register」の記事( http://www.theregister.co.uk/2009/12/23/amazon_kindle_hacked/

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