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【編集部記事】世界最大の芸能エージェンシー会社であるWilliam Morris Endeavor Entertainment社(本社:米国ニューヨーク州)は先週、同社の文芸・脚本家部門が抱える作家クライアントたちに対し、Google Book Search和解へ参加しないよう要請したことを明らかにした。
ハリウッドの有名監督・役者を数多く抱えていることで有名なWilliam Morris Endeavor社は、その文芸・脚本家部門も多くのベストセラー作家・脚本家たちと契約中。同社では今回の不参加表明に加え、さらに「著者団体のThe Author Guildが無断で、全米の著作権者たちにとって不利な契約にサインした」と批判。突然やり玉にあげられたThe Author Guildは慌てて声明文を発表し、「彼らは今回の和解内容をまったく理解していない」と反論、ネット上で舌戦になっている。
なお、米Publishers Weeklyの報道によると、他の大手芸能エージェンシー会社もGoogle Book Search和解からの離脱を検討し始めているとのこと。【hon.jp】n
問合せ先:本件に関する米Publishers Weeklyの記事( http://www.publishersweekly.com/article/CA6677143.html )