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【編集部記事】この夏、マスコミ報道が先行気味のAmazon/ソニーを尻目に、OEM向け電子書籍端末メーカーの中国Tianjin Jinke(本社:中国天津市)と台湾Netronix社(本社:台湾新竹市)が新興市場で大攻勢をかけている。
まず、7月にUAEのPC周辺機器ベンダーMerlin Digital社(本社:アラブ首長国連邦ドバイ市)がNetronix製電子書籍端末のOEM版となる「Merlin eBook Reader」を発表。一方、オースラリア・ニュージーランドのCentral Book Services社(本社:豪州メルボルン市)はTianjin Jinke製品のOEM版である「ECO Reader」を発表した。8月中には、ポーランド国内において、Netronix製品のポーランド版がeClictoという電子出版プロジェクトの推奨ハードウェアとして発表される模様だ。
OEM電子書籍端末メーカーは現在、このTinajin Jinke社とNetronix社の2強状態となっているが、年内には韓国のiRiver社や台湾の大手PCパーツメーカーが数社さらに参入してくることが報道されており、さらなる価格競争が進むことが確実視されている。【hon.jp】n
問合せ先:UAEのMerlin Digital社の発表会見記事( http://www.business24-7.ae/Articles/2009/8/Pages/02082009/08032009_678a1fc7f1d84fb2b0b713273a320d43.aspx )