中国のTianjin Jinke社、電子ペーパー搭載の読書端末「V8」を生産開始

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 中国の読書端末・PDAメーカーであるTianjin Jinke Electronics社(本社:中国・天津市)は10月より、同社が今年発表していた電子ペーパー搭載の新型読書端末「Hanlin eReader V8」の生産およびデモ展示会を北京市内で開始した。

 V8は中国製の読書端末として初めてE-Ink製の電子ペーパーディスプレイを搭載した製品で、B5サイズのボディを実現し重さ300グラム。本体下部のペン入力エリアで漢字入力も可能で、表示可能なファイルフォーマットはWOLF(PDFから変換可能)、HTML、TEXTなどなっている。通信機能はなく、SD/MMCカードもしくはUSB経由でコンテンツの転送を行なう設計となっている。定価は299ドル。

 Tianjin Jinke社は天津・香港に拠点を置く中国の有力読書端末メーカーで、電子新聞用端末「V9」なども現在開発中。

【関連サイト】
「Hanlin eReader V8」の注文ページ(英文)
http://www.jinke.com.cn/compagesql/English/embedpro/index.asp

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