著作権侵害のクレーム急増で、米Apple社がiPhone用電子書籍アプリの審査体制を強化

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【編集部記事】現地ブログサイトなどの報道によると、Apple社は今月に入り、iPhone用電子書籍アプリの審査体制を強化し、iTunes App Store上での販売許可を絞り始めている模様だ。

 発端となったのは今月App Storeで全アプリの販売停止処分を受けたPerfect Acumen社(本社:パキスタン・イスラマバード市)。同社では第三者のコンテンツを無断に電子書籍化したものを有償アプリケーションとして販売し、権利者や購入者からのクレームが殺到していた。この一件を契機に、Apple社では電子書籍アプリの審査時に、権利関係が厳格でないと判断されたものについてはアプリ開発者に直接問い合わせるように体制強化した模様だ。

 なお、一部サイトにおいて「今後はすべての電子書籍アプリが却下されることになる」と報道されたが、Apple社では早々にその事を否定している。【hon.jp】n

問合せ先:米Tuaw.comの記事( http://www.tuaw.com/2009/08/05/app-store-rejections-tied-to-third-party-rights-infringements/

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