OEM向け電子書籍端末大手の台湾Netronix社が戦略を大幅変更、新ブランド「PocketBook」に統一し年内に20モデル投入へ

《この記事は約 1 分で読めます(1分で600字計算)》

【編集部記事】OEM向け電子書籍端末メーカー大手の台湾Netronix社(本社:台湾新竹市)は7日、東欧でのOEM先の1社であるPocketBook社(本社:ウクライナ・キエフ市、米国本部はWestern Graphics社)と新会社を設立し、今後はその新会社を通じて電子書籍端末の製品投入を行なうことを発表した。

 今回新しく設立されるのはPocketBook Global社で、2010年内に同ブランドで新機種20モデルを世界各国で投入し、1.6億ドルの売上高を目指す。Netronix社はもともとOEM/ODMを専門としていたノーブランド電子書籍端末メーカーだが、Asusなど台湾大手PCメーカーの市場参入への準備と、まだライバルのいないロシア語圏への参入を狙い、今回の大幅な戦略変更を選んだ模様だ。

 なお、この戦略変更により、米Astak社や英Cool-er社など各国のOEM先への製品供給にどのような影響が出るのかは、現時点では不明。【hon.jp】n

問合せ先:ウクライナのITニュースサイトの報道( http://itnews.com.ua/52529.html

広告

著者について

About hon.jp Staff 7938 Articles
株式会社hon.jp(2018年3月31日で解散)スタッフによる記事のアーカイブです。ニュースメディア「hon.jp DayWatch」はNPO法人HON.jpが事業継承し、2018年10月1日より「HON.jp News Blog」へ名称変更、リニューアルして運営しています。リンク先が消えている場合は、Wayback Machineなどを利用すると、当時の記事が掘り出せるかもしれません。