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【編集部記事】英Penguin Groupは今年9月から、同社のほぼ全作品シリーズにわたり、紙書籍発行のタイミングと同時に電子書籍化を行なう新しい体制への移行を始める。
Penguin Groupは文芸・実用書籍のペーパーバック書の大手出版元で、2000年以降からはオーディオブックや電子書籍にも積極的に投資してきたが、実際にはサイドビジネス程度の扱いだった。今回の体制移行は、iPhoneやAmazon Kindleなどの発売がきっかけとなり、欧米出版業界における電子書籍の再評価ムードを受けたもの。英Telegraph紙の報道によると、電子書籍書籍版の価格は紙書籍版と同じにする模様で、旧作についてもすでに5000作品近くが電子書籍化の作業が始められているとのこと。
なお、Penguin Groupは英学術出版グループPearsonの子会社でもある。【hon.jp】n
問合せ先:英Telegraph紙の本件に関する報道:http://www.telegraph.co.uk/news/main.jhtml?xml=/news/2008/04/12/npenguin112.xml