ドイツ国立図書館、「紙書籍閲覧→電子書籍閲覧」優先方針を撤回、ジャーナリストたちからの批判を受け

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【編集部記事】ドイツの電子書籍ニュースサイト「e-book-news.de」によると、ドイツ国立図書館(本部:ドイツ・ライプツィヒ市+フランクフルト市)が、地元FAZ新聞で、昨年11月から館内でスタートさせた「紙書籍閲覧→電子書籍閲覧」優先方針を撤回し、従来どおり紙書籍の閲覧リクエストも同等に取り扱うことを明らかにしたとのこと。

 ドイツ国立図書館では昨年、「オリジナル蔵書の保存状態の維持」を理由に、来館者たちには原則としてPC画面の電子スキャン版の閲覧させる運用方針に切り替えたばかり。しかし、早々に一部来館者やジャーナリストたちから「紙のオリジナルを閲覧させないのは中央図書館としておかしい」との批判が高まり、今回、同館のElisabeth Niggemann氏が方針を撤回表明することとなった。

 今年4月にも、PC画面上の電子版の横に、紙書籍の閲覧リクエスト用ボタンを追加させることで対応する模様。【hon.jp】

問合せ先:e-book-news.deの記事( http://www.e-book-news.de/dnb-heisst-buchleser-wieder-willkommen-e-book-zwang-wird-aufgehoben/

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