米国の学術研究者向け電子書籍出版サービスGlassTree、編集・査読などを含む「Gold Open Access」オプションを追加

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【編集部記事】オンライン自費出版サービスのLuLu(本社:米国ノースカロライナ州)が先月から、同社の学術研究者向け電子書籍出版サービス「GlassTree」に、編集・査読などを代行する有償オプション「Gold Open Access」を追加したことを発表した。

 GlassTreeは、昨年11月にオープンした学術研究者向けの電子書籍出版サービスで、研究者個人が、Creative Commonsベースでの有償電子書籍を作家ロイヤリティ率70%で執筆・販売できるサービス。オプションなしでの基本料金は20ドル(約2,200円)だが、今回から「Gold Open Acess」という編集・査読・DOI付与などの有償オプションも3,000ドル(約33万円)で追加した。

 一般個人から見ると、3,000ドルという費用は大金に思えるが、GlassTree側によると従来の学術書の出版手法よりも大幅に格安であるとのこと。【hon.jp】

問合せ先:GlassTree公式ブログ( https://blog.glasstree.com/2017/01/24/glasstree-now-publishes-ebooks-including-gold-open-access/

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