米国の中小コミック卸会社Last Gasp社が流通業から撤退、「はだしのゲン」英訳版などを担当

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【編集部記事】米Publishers Weeklyによると、米国の中小コミック出版社向けの流通代行業を行なってきたLast Gasp社(本社:米国カリフォルニア州)が、来年2月をもってコミック流通業から撤退し、従業員の大半をレイオフすることを発表したとのこと。

 Last Gasp社は、「はだしのゲン」(著:中沢啓治)など和製コミックの英訳版の制作や、左派・中小・アンダーグラウンド系のコミック作品を中心に流通代行業を営んできたが、マーケット縮小のため撤退を決断したとのこと。出版部門の数名だけを残し、今後は出版社としての業務に専念する予定。【hon.jp】

問合せ先:Publishers Weeklyの記事( http://www.publishersweekly.com/pw/by-topic/industry-news/publisher-news/article/72221-last-gasp-shuts-down-its-distribution-operation.html

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