米Barnes & Noble社が2011年度第2四半期の業績を発表、電子書籍等がけん引してデジタル部門は好調

《この記事は約 1 分で読めます(1分で600字計算)》

【編集部記事】米書店チェーン最大手のBarnes & Noble社(本社:米国ニューヨーク州)は現地時間11月30日、同社の2011年度(注:会計年度)第2四半期の業績を発表した。

 発表によると、第2四半期の総売上高は19億ドル(約1,600億円)で、大学向け教科書部門の売り上げを除くと、前年同期比1%増となった。一方、Barnes & Noble.comサイトを含むデジタル部門は電子書籍端末「Nookシリーズ」やEPUB電子書籍などの商品ラインナップが増えたことを受けて、売上高も大幅に増加して前年同期比59%増となった。

 同社はソフトウェア、クラウド・サービスの開発経費、最新の電子書籍端末「Nookcolor」といったデジタル関連事業への投資を続ける意向で、第3・4四半期に「Nookcolor」のユーザーがデジタルコンテンツのダウンロードを始めれば、さらなる売上効果が表れると予想している。【hon.jp】n

問合せ先:米Barnes & Noble社のプレスリリース( http://www.barnesandnobleinc.com/press_releases/2010_nov_30_2nd_quarter_financial_results.html

広告

著者について

About hon.jp Staff 7938 Articles
株式会社hon.jp(2018年3月31日で解散)スタッフによる記事のアーカイブです。ニュースメディア「hon.jp DayWatch」はNPO法人HON.jpが事業継承し、2018年10月1日より「HON.jp News Blog」へ名称変更、リニューアルして運営しています。リンク先が消えている場合は、Wayback Machineなどを利用すると、当時の記事が掘り出せるかもしれません。
タグ: