米AmazonがGoogle Book Search和解問題で裁判所へ意見書を提出、「Book Rights Registryはカルテル」と表現

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【編集部記事】米Amazon.com(本社:米国ワシントン州)は現地時間の1日、Google Book Search和解問題について50ページにわたる意見書をニューヨーク連邦地方裁判所に提出した。

 この意見書は来月同裁判所で行なわれる公聴会のために提出された意見陳述書で、昨年Google社と米著者・出版社団体の間で交わされたGoogle Book Searchによる和解内容が不当であるとする内容となっている。内容的には「違法性が高い」「Google社を独占企業として認めてしまう」という意見に加え、「Book Rights Registryは著者と出版社によるカルテルである」と著者団体のThe Author Guildおよび出版社団体のAAPにも疑念の矛先を向けている。

 なお、Amazon社がGoogle Book Search和解について公式の場で反対を正式表明したのは、今回が初めてとなる。【hon.jp】n

問合せ先:本件に関するThebookseller.comの記事( http://www.thebookseller.com/news/95789-amazon-files-google-objection-with-us-court.html

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