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【編集部記事】中国北京市のタブロイド紙「新京報」によると、北京の人民裁判所は現地時間12月17日、コンテンツ検索アプリ開発大手Shenzen Easou Technology社(本社:中国広東省)が、違法コピー版の商用電子書籍を全文ダウンロードできるようにしていたとして、損害賠償金25万人民元(約471万円)の支払いを命じる判決を下したとのこと。
問題となっていたのは、同社の無料小説検索アプリ「宣捜小説」。同アプリは、ネット上に散乱する1,000万作品近いWeb小説を検索・メモリダウンロード・ビューワ閲覧させる人気アプリで、有料電子書籍「ドラゴン・フォー」シリーズの違法コピー版が読めるようになっていた。
今年5月に同シリーズの出版社が公衆送信権の侵害で提訴し、ダウンロード102万回相当の損害賠償金として25万人民元を請求。裁判所側は出版社側の主張すべてを認める判決を下した。【hon.jp】
問合せ先:新京報の報道( http://www.bjnews.com.cn/news/2015/12/17/388459.html )