こども家庭庁、SNSの年齢認証義務付けを検討など 日刊出版ニュースまとめ 2026.06.20

【写真】BUNKITSU TOKYO+猫
Photo by Ryou Takano(+Adobe Firefly 生成塗りつぶし“座ってこっちを見ている白黒猫”)
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 伝統的な取次&書店流通の商業出版から、インターネットを活用したデジタルパブリッシングまで、広い意味での出版関連ニュースをデイリーでまとめて配信。ボットではありません。AIも使っていません。中の人がすべて自分の目で読んで、手作業でまとめています。2026年度のピックアップログ全件はこちら

【目次】

お知らせ

恒例の出版ニュース特番が今回はなんと3部制! 登壇者9名の豪華布陣で2026年上半期を振り返り&掘り下げます。リアル会場とオンラインのハイブリッドで6月27日開催です!

政治

SNSの年齢確認、事業者に義務づけ こども家庭庁検討〈日本経済新聞(2026年6月19日)〉

ひとことコメント

うーわ、総務省と方針がズレてる。(鷹野)

最新AI対策巡り外国政府と連携強化…基本計画初の改定案、7月閣議決定目指す〈読売新聞(2026年6月19日)〉

Facebookの偽アカウントが日本で1000万を超えていた! 情プラ法データで見えた驚愕の実態【石井大智の情報空間ウオッチ】〈SlowNews | スローニュース(2026年6月19日)〉

フリーランス法違反 タウン情報誌発行の出版社 「エス・ピー・シー」に公正取引委員会が勧告〈Nスタえひめ(2026年6月18日)〉

漫画海外発信へ官民連合、多言語翻訳の人材育成 出版社が参加〈日本経済新聞(2026年6月18日)〉

ひとことコメント

昨日の日刊まとめの原稿書き終わった30分後に配信されてました。わはは。(鷹野)

社会

こち亀に「全コマ検索」登場、公式サイトで利用可能 まず100巻分から〈CNET Japan(2026年6月19日)〉

日々利用するニュースの情報源、ソーシャルメディアが初めてテレビやニュースサイトを上回る。ロイター調べ【やじうまWatch】〈INTERNET Watch(2026年6月19日)〉

ひとことコメント

これって、ソーシャルメディアからニュースを摂取しているつもりでいる人が多くなってるだけで、ソーシャルメディアに供給されるニュースの多くが実は元を辿るとマスメディアだったりしますよね。元がなにかが意識されていないだけ。(鷹野)

大学出版部協会 橋元理事長を再任 流通問題とAI対応に課題認識〈The Bunka News デジタル(2026年6月19日)〉

令和7年度 学習者用デジタル教科書の効果・影響等に関する実証研究事業〈文部科学省(2026年6月19日)〉

2025年度共通目的事業全103事業が完了しました〈一般社団法人 授業目的公衆送信補償金等管理協会(2026年6月19日)〉

ひとことコメント

NovelJamも後ろのほうに載ってます。(鷹野)

【“読書欲”の実態調査】本を読みたいのに読めない人は4割以上 月の読書量0冊は56.3%、読書を諦める理由1位は「時間がない」〈株式会社オトバンクのプレスリリース(2026年6月18日)〉

メディア・ソフトの制作及び流通の実態に関する調査 令和8年度(2026年度)〈総務省|情報通信政策研究所(2026年6月18日)〉

経済

iPhone外部アプリストア、主要ゲーム30社は出店ゼロ スマホ新法半年〈日本経済新聞(2026年6月19日)〉

ひとことコメント

外部アプリストアは難しいだろうなーとは思っていたのですが、

新法のもうひとつの柱である決済の外部開放については、上位30のゲーム会社のうち8割でアプリ外課金の導入が確認できた。24年に当時のアプリ収入上位30社に調査した際は4割にとどまっていた。

こっちは効果出てますね。もともと自社ウェブストア持っていたところなら、そんなに難しくないはずですもんね。電子書店系の現状が気になるけど調べてる時間がないー。(鷹野)

Publishers versus bots: How Trusted Reviews is fighting back against LLMs(出版社対ボット:トラステッド・レビューズは大規模言語モデルにどう立ち向かっているのか)〈Press Gazette(2026年6月18日)〉

なぜ日本の出版社はAIビッグテックにコンテンツライセンスしてないのか?〈Jun Ikematsu / 池松潤(2026年6月18日)〉

ひとことコメント

日本出版学会のワークショップで東京大学出版会と有斐閣に公開ヒアリングしたら、どちらもAI企業からは「コンテンツ提供の打診が来ていない」という話でした。ならば考えられるパターンとしては、①日本(の出版社)にまだ興味を持っていない、②紙本のスキャンだけで十分だと判断している、③大手に声をかけてけんもほろろだったから話を進めてない、④実はもう取引を始めているところもあるが秘密保持契約でガチガチに固められていて公表できない、⑤日本には著作権法第30条の4があるから、無断でやっても問題ないだろ? と思っている(「権利者の利益を不当に害することとなる場合」に該当すると思っていない)といったところでしょうか。⑤については、学習用途はともかく、RAGは法30条の4が適用されないことが明確(文化庁「AIと著作権に関する考え方について」を参照)なので、そこはきっちり権利を主張しなきゃダメだと思うのですよね。「RAGで使うならライセンス契約を結んでからどうぞ」って。まあこっちは法47条の5がどこまで許されるか問題もありますが、いまのAI検索の出力結果はわりとソースに類似しているうえ長文だから、さすがに「軽微利用」とは言えないんじゃないかと思っているのですが。検索エンジンのスニペット表示でギリギリではないかと。あとアメリカの著作権法や商習慣との違いで、日本は権利処理が面倒そうというのはある。出版権だけだと代理交渉できない可能性ありますよね。(鷹野)

ChatGPT内に広告表示、日本でOpenAIが展開 電通や博報堂が仲介〈日本経済新聞(2026年6月18日)〉

ひとことコメント

軽く試してみたんですが、広告出てこないなー。ChatGPTいわく、会話の下に「Sponsored(広告)」と別枠で明示されるらしいのですが。(鷹野)

技術

Google検索の68%が外部クリックなし!? ランドは「ゼロクリックマーケを推進すべし」【SEOまとめ】 | 海外&国内SEO情報ウォッチ〈Web担当者Forum(2026年6月19日)〉

Fireflyがエージェントに進化。言葉で指示して作業を自動実行〈PC Watch(2026年6月18日)〉

イベント

日本電子出版協会「著作権入門セミナー 第1回 村瀬拓男弁護士」〈オンライン/6月24日〉

日本出版学会 学術出版研究部会「大学教科書とデジタル教材」柴田守氏、猪石有希氏(有斐閣)〈専修大学神田キャンパス/6月26日〉

日本電子出版協会「連想情報学の挑戦――神保町という体験の電子化を目指した25年」講師:高野明彦氏〈オンライン/6月26日〉

2026年上半期の出版ニュースを振り返る――HON[.]jp News Casting / 古幡瑞穂×内沼晋太郎×梶原治樹×菊池健×libro×徳力基彦×松浦シゲキ×大西隆幸×鷹野凌〈東京都渋谷区(HENNGE)+オンライン/6月27日〉

主催:学術情報XML推進協議会、共催:科学技術振興機構「全文XML義務化をめぐって」〈オンライン/6月29日〉

日本電子出版協会「電子出版、激動の十余年――新生HON.jpの軌跡と未来」講師:鷹野凌〈オンライン/6月30日〉

日本電子出版協会「著作権入門セミナー 第2回 村瀬拓男弁護士」〈オンライン/7月1日〉

SCOOL「今が危機なのか? 本と出版と文芸をめぐる緊急ミーティング」出演:笠井康平氏・豊崎由美氏・仲俣暁生氏・矢野利裕氏、進行:佐々木敦氏〈東京都三鷹市/7月7日〉

日本電子出版協会「著作権入門セミナー 第3回 村瀬拓男弁護士」〈オンライン/7月8日〉

日本電子出版協会「シンガポールの教育ICT動向(日本教育情報化振興会(JAPET&CEC)の海外視察から)」講師:青木栄太氏(JAPET&CEC 海外調査部会 部会長)、石坂芳実氏(ICT CONNECT 21フェロー 技術標準WG担当)〈オンライン/7月10日〉

三省堂書店めくる塾「本の街神保町で、本の未来について語り合おう」登壇者:田中裕士氏、古幡瑞穂氏、楫野晋司氏〈東京都千代田区(三省堂書店 神田神保町本店)+オンライン/7月13日〉

お知らせ

新刊『出版とフリー 〈無料〉との競争の果てに起きたこと』について

クリス・アンダーソンの名著『フリー〈無料〉からお金を生みだす新戦略』(2009年・NHK出版)を再読し、日本の出版状況に合わせて考察した10年前の連載コラムが本になりました。最終章は書きおろしの「生成AIとフリー」です。

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