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公益社団法人全国出版協会・出版科学研究所は10月25日、2024年9月期の販売概況を発表した。
【目次】
概況
「出版指標マンスリーレポート」2024年10月号によると、2024年9月期の紙書籍雑誌推定販売金額(本体価格)は954億0800万円で前年同月比11.5%減、書籍は591億1900万円で同11.6%減、雑誌は362億8900万円で同11.4%減だった。雑誌の内訳は、月刊誌が11.2%減、週刊誌が同12.4%減。返品率は、書籍が同1.6ポイント増の30.9%、雑誌は同2.7ポイント増の42.1%。
書店店頭での売れ行きは、書籍全体では約2%増で、学参が約7%増、児童書が約5%増、文庫本が約2%増、文芸が約2%減、新書本が約17%減。雑誌は定期誌が約4%減、雑誌扱いコミックスが約2%減、ムックが約4%増。
なお、出版科学研究所による紙書籍雑誌推定販売金額は取次ルートのみで、近年増加している出版社と書店の直接取引や出版社による直接販売は含まれていない。また、電子出版市場は1月と7月の年2回発表される。
推移グラフ
書籍雑誌
書籍
雑誌
出典
出版指標マンスリーレポート