《この記事は約 1 分で読めます(1分で600字計算)》
公益社団法人全国出版協会・出版科学研究所は8月26日、2024年7月期の販売概況を発表した。
「出版指標マンスリーレポート」2024年8月号によると、2024年7月期の紙書籍雑誌推定販売金額(本体価格)は767億1000万円で前年同月比3.9%増、書籍は412億5300万円で同6.2%増、雑誌は354億5700万円で同1.3%増だった。
雑誌の前年同月比プラスは1年ぶり。要因として、平日が前年より2日多く刊行点数が増えたこと、月刊誌の返品が比較的抑えられたこと、週刊誌ではSnowMan目黒蓮氏やB’z稲葉浩志氏が表紙を飾った「anan」の大幅部数増が挙げられている。
なお、出版科学研究所による紙書籍雑誌推定販売金額は取次ルートのみで、近年増加している出版社と書店の直接取引や出版社による直接販売は含まれていない。また、電子出版市場は1月と7月の年2回発表される。
【目次】
推移グラフ
書籍雑誌
書籍
雑誌
出典
出版指標マンスリーレポート