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公益社団法人全国出版協会・出版科学研究所は9月25日、2024年8月期の販売概況を発表した。
【目次】
概況
「出版指標マンスリーレポート」2024年9月号によると、2024年8月期の紙書籍雑誌推定販売金額(本体価格)は663億4600万円で前年同月比6.7%減、書籍は366億1800万円で同3.2%減、雑誌は297億2800万円で同10.8%減だった。
雑誌の内訳は、月刊誌が同10.7%減、週刊誌が同11.1%減だった。要因として、月刊誌に含まれるコミックスの売れ行きが悪く、全体を引き下げたことが挙げられている。返品率は、書籍が前年同月より2.4ポイント改善して37.8%、雑誌は同1.6ポイント増の46.0%だった。
なお、出版科学研究所による紙書籍雑誌推定販売金額は取次ルートのみで、近年増加している出版社と書店の直接取引や出版社による直接販売は含まれていない。また、電子出版市場は1月と7月の年2回発表される。
推移グラフ
書籍雑誌
書籍
雑誌
出典
出版指標マンスリーレポート