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公益社団法人全国出版協会・出版科学研究所は2月25日、2025年1月期の販売概況を発表した。
概況
「出版指標マンスリーレポート」2025年2月号によると、2025年1月期の紙書籍雑誌推定販売金額(本体価格)は714億8200万円で前年同月比2.3%減、書籍は470億1300万円で同2.7%増で半年ぶりのプラス、雑誌は244億6900万円で同10.6%減だった。雑誌の内訳は、月刊誌が同10.1%増、週刊誌が同12.5%減。返品率は、書籍が同2.2ポイント減の31.6%、雑誌は同1.8ポイント増の49.67%。
1月期の書店店頭での売れ行きは、書籍が約2%減で、文芸約9%減、文庫本約5%減、ビジネス書約3%増、学参約3%増、児童書約5%減、新書本約1%増。雑誌は定期誌が約3%減、雑誌扱いコミックスが約10%増、ムックが約6%減。
なお、出版科学研究所による紙書籍雑誌推定販売金額は取次ルートのみで、近年増加している出版社と書店の直接取引や出版社による直接販売は含まれていない。雑誌にはコミックスの約9割が含まれる。また、電子出版市場は1月と7月の年2回発表される。
推移グラフ
書籍雑誌
書籍
雑誌
出典
出版指標マンスリーレポート