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公益社団法人全国出版協会・出版科学研究所は1月24日、2024年12月期の販売概況を発表した。
概況
「出版指標マンスリーレポート」2025年1月号によると、2024年12月期の紙書籍雑誌推定販売金額(本体価格)は884億0400万円で前年同月比0.4%減、書籍は466億1500万円で同3.5%減、雑誌は417億8900万円で同3.2%増だった。雑誌の内訳は、月刊誌が同4.3%増、週刊誌が同4.3%減。返品率は、書籍が同0.7ポイント減の28.4%、雑誌は同0.6ポイント増の39.7%。
12月期の書店店頭での売れ行きは、書籍が約1%減で、文芸約6%減、児童書約5%減、学参約2%増、ビジネス書前年並み、文庫本約1%減、新書本約4%増。雑誌は定期誌が約2%減、雑誌扱いコミックスが約8%増、ムックはほぼ前年並み。
なお、出版科学研究所による紙書籍雑誌推定販売金額は取次ルートのみで、近年増加している出版社と書店の直接取引や出版社による直接販売は含まれていない。また、電子出版市場は1月と7月の年2回発表される。
推移グラフ
書籍雑誌
書籍
雑誌
出典
出版指標マンスリーレポート