《この記事は約 2 分で読めます(1分で600字計算)》
【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、Adobe Systems社(本社:米国カリフォルニア州)は、先月発表したPDF・電子書籍DRMソリューション「Adobe Content Server 5」について、2000年代半ばに提供していたAdobe Content Server 3.xとは互換性がないことを明らかにした模様。
Adobe Content Serverは、Google社やKobo社の電子書籍DRMシステムとしても採用されている企業向けソリューションで、ここ数年はバージョンアップがされていなかった。最新のVersion 5では、複数プロテクションを混合させることでセキュリティ強化し、レンタルモデルやEPUB形式ファイルへの対応も改善されている。
今回明らかにされたのはAdobe担当者によるプレゼンで、Ver 4.x系DRMは問題ないが、Ver.3.x系DRM(日本ではあまり採用事例はない)で保護された電子書籍作品が読めなくなる可能性があるとのこと。【hon.jp】
問合せ先:The Digital Readerの記事( http://www.the-digital-reader.com/2014/02/03/adobe-require-new-epub-drm-july-expects-abandon-existing-users/ )