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デジタル・パブリッシングのオープンカンファレンス「HON-CF2024」のセッション7「小説投稿サイトのいま」は、2024年9月8日(日)16時45分からオンライン配信いたします(※事前収録の疑似ライブです)。「小説家になろう」の青山侑矢氏(株式会社ヒナプロジェクト 代表取締役社長)、「カクヨム」の森田岳氏(株式会社KADOKAWA デジタル戦略局 局長 / 株式会社ブックウォーカー 代表取締役社長)、「エブリスタ」の西山沙輝氏(株式会社エブリスタ ブランディングプロデューサー)にご登壇いただきます。司会はHON.jpの鷹野凌です。
【目次】
概要
かつては雑誌が果たしていた新人発掘育成機能や作品認知拡大機能を、いまでは小説投稿サイトがかなりの部分を代替していると言えます。投稿作品からの商業出版や映像化事例は枚挙に暇がありません。
ただ、膨大な投稿作品の中から選ばれ書籍化されたとしても、もちろんすべてがヒットするわけではありません。小説投稿サイトが今後も「作家の揺りかご」として持続可能な存在になるためには、雑誌における原稿料のように、書くことが多少なりとも継続的な収益となる仕組みが求められていることでしょう。
本セッションでは、小説投稿サイト「小説家になろう」「カクヨム」「エブリスタ」の方々に、現状の取り組みや課題、書籍化以外の収益還元施策、今後の方向性などについて、座談会形式でざっくばらんに話を伺います。
【参考】2016年開催セミナー「小説投稿サイトの現在」のレポート
登壇者
青山侑矢氏(株式会社ヒナプロジェクト 代表取締役社長)
株式会社ヒナプロジェクト代表取締役社長。筑波大学人文・文化学群卒。大学を卒業後、交通系の企業に就職するも、ライトノベル作家になって脱サラすることを決意。超能力ラブコメを執筆し新人賞に応募するも、見事一次選考にて落選。落選作品をネット上にて公開する際、小説家になろうにてヒナプロジェクトの求人を見かけたことがきっかけで入社。サポート部部長、管理部部長、執行役員を経た後、2024年3月代表取締役社長に就任。
森田岳氏(株式会社KADOKAWA デジタル戦略局 局長 / 株式会社ブックウォーカー 代表取締役社長)
大学卒業後、フリーペーパーの広告営業、スペインへの語学“遊学”、フリーライターなどを経て、2004年に(株)ウォーカープラス(現KADOKAWA)に入社。Webメディア、雑誌・ムックの企画・編集を経て、Webディレクター、PM、アプリプロデューサー、事業開発などの役割で、主にWebメディア開発、デジタルマーケティング領域でキャリアを積む。2020年よりKADOKAWAデジタル戦略局 局長(現任)、(株)キャラアニ 取締役として、EC領域にも担当業務を拡大。2022年より(株)ブックウォーカー 代表取締役社長(現任)、2024年より(株)PUBLUS 代表取締役社長(現任)として、電子書籍関連事業のバリューチェーン拡大、IP創出×デジタルサービスの成長を軸に活動中。
西山沙輝氏(株式会社エブリスタ ブランディングプロデューサー)
2022年に株式会社エブリスタに入社後、広告事業、 サービス企画に従事。また出版社へのライセンス担当として、原作作品プロデュース等の業務を経て、2023年よりメディアパブリッシングとブランディングのプロデューサーとして「エブリスタ」のブランディングに従事している。
鷹野凌(司会 / NPO法人HON․jp 理事長)
NPO法人HON.jp 理事長 / HON.jp News Blog 編集長 / 日本電子出版協会 理事 / 日本出版学会理事 / 明星大学 デジタル編集論 非常勤講師 / 二松学舍大学 編集デザイン特殊研究・ITリテラシー 非常勤講師 / デジタルアーカイブ学会 会員 / 著書『クリエイターが知っておくべき権利や法律を教わってきました。著作権のことをきちんと知りたい人のための本』(2015年・インプレス)など。
チケット
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