米AAPがICANNの新gTLD「.book」ドメインでAmazon排除を要請、高まるISBN不要論に警戒

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【編集部記事】米mediabistro.comによると、今夏から本格運用が予定されている新「.book」ドメインについて、米国の出版社団体The Association of American Publishers(本部:米国ニューヨーク州)が、米Amazon社による利用について意義を唱える文書をICANNに送った模様。

 「.book」ドメインは、昨年5月31日ICANNでの投票期間が終了した新しい自由型gTLD(トップドメイン)の新候補の1つで、米Amazon社(本社:米国ワシントン州)、米RR Bowker(本社:米国ニュージャージー州)など9社が利用の意志を表明している。現在、ICANNでは反論・コメントの募集期間に入っている。

 AAPでは、親睦関係にあるISBN発行代理会社RR Bowker社の名をあえて入れてないことから、電子書籍におけるISBN不要論の急先鋒に立つAmazon社の新ドメイン獲得をかなり警戒している模様だ。【hon.jp】

問合せ先:mediabistro.comの記事( http://www.mediabistro.com/galleycat/aap-criticizes-amazons-bid-for-book-domain-name_b66566

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