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【編集部記事】米カリフォルニア州政府は現地時間9月27日、大学生向けに主要な電子教科書を無料提供する法律を可決し、知事のサインを経て正式に発効した。
今回発効したのはSB 1052法とSB 1053法の2つで、無料化の対象となる教科書を選択する学術委員会と、専用の電子図書館システム「California Digital Open Source Library」の創設・運営を行なうためのもの。電子化されるのはカリフォルニア大、カリフォルニア州立大、カリフォルニア単科大などが出版している教科書群から選ばれ、紙書籍版も20ドル程度で用意する模様。
財政難に苦しむカリフォルニア州では、前シュワルツネッガー知事時代だった2009年から、公立小・中・高校での多額の購入費を削減するため教科書の電子化とオープンソース化を推進していた。今回の新法では逆に、大学生たち自身の経済的負担を減らす目的があるとのこと。【hon.jp】
問合せ先:Los Angels Times紙の記事( http://latimesblogs.latimes.com/california-politics/2012/09/free-digital-textbooks-to-be-made-available-after-gov-jerry-brown-signs-bills.html )