タイ政府、小学1年生55,000人にAndroid 4.0タブレットを支給開始、2年間の目標は800,000台

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【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、タイ政府は当初の予定どおり、小学生を対象としたAndroid OS 4.0搭載タブレットの支給を開始した模様。

 今回納品されたのは第一陣となる55,000台で、約20校の小学1年生に配られる。これは政府レベルでは世界最大となるタブレット供給プログラムで、製造メーカーは中国の電子部品ODMメーカー大手のShenzhen Scope社(希科普科技发展有限公司、本社:中国深圳市)。スペック的には 1.2 GHzシングルコアCPU/1GB RAMとどちらかというとエントリー品だが、小学生向けとしては十分といえる。GPSによる本体監視機能も内蔵しているとのこと。

 The Digital Readerによると、タイ政府の1台あたりの購入コストは約2,500タイパーツ(約6,100円)で、次年度を含め800,000台が予算通過済み。中学生向けにさらに高スペック版800,000台を追加購入する計画もあるようだが、そちらのほうはコスト上の問題もありまだ閣議承認されていないとのこと。【hon.jp】

問合せ先:The Digital Readerの記事( http://www.the-digital-reader.com/2012/07/20/thailands-one-tablet-per-child-program-ships-its-first-55-thousand-tablets/

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