英国政府、公的助成金で書かれた学術論文全件を2014年までにオープンアクセス化する方針を発表

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【編集部記事】英国のDavid Willetts教育相は現地時間7月16日、英国の大学・研究機関で公的助成金を使って書かれた学術論文すべてを2014年までにオープンアクセス化する方針を発表した。

 オープンアクセス化とは、出版社やデータベース会社へ支払うことなく一般市民がネットを使って無料で学術論文を閲覧できる仕組み。Willetts教育相はThe Guardian紙のインタビューに対し、「国民の税金を使って行なわれた研究内容は、国民にすべて公開しなければならない」と応えている。もちろん、海外からの閲覧もすべて自由となる模様。

 他のEU諸国が今後どのような反応をするのか大変興味深いが、The Guardian紙では今回の発表を「インターネット登場以来の歴史的な出来事」と評している。【hon.jp】

問合せ先:The Guardianの記事( http://www.guardian.co.uk/science/2012/jul/15/free-access-british-scientific-research

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