電子雑誌アプリなどにも応用可能、 通信スピードを感知して最適な画像を選択するJavaScriptライブラリ

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【編集部記事】新型iPadなどディスプレイ解像度が急速に高解像度化するなか、毎回対応に苦しむのがWebデザインの現場。そのような中、米IT系ニュースサイト「ars technica」がForsight.jsというJavaScriptライブラリを紹介している。

 最近のWebサイトでは、ハードウェア機種を感知し、それに最適な画像に切り替えるという単純な判別方法を行なっている。しかし、モバイル全盛時代になると、同じハードウェアでも通信状態が人によって大きく異なるため、悪い通信環境下なのに重たい画像が表示されるのを延々と待つケースが多く発生する。そこでForsight.jsでは、CSSのウラ技を使いつつ、JavaScriptで通信状態に応じて画像を選択するようにしている。

 新型iPadのRetinaディスプレイへの対応に苦しむ電子雑誌・電子書籍ビューワアプリ開発者には、ちょっとしたヒントになるかもしれない。【hon.jp】

問合せ先:ars technicaの記事( http://arstechnica.com/business/news/2012/04/javascript-package-offers-a-smarter-way-to-serve-hi-res-images.ars

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