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株式会社U-NEXTは1月31日、「U-NEXT」の電子書籍サービスリニューアル1周年の実績と、記念キャンペーンの実施を発表した。2019年1月と12月の売上を比較すると、9.3倍に成長しているとのこと。
U-NEXTはこの成長要因として、映像と電子書籍を1つのアプリでシームレスに楽しめるサービスで、映画の公開やTV放送に合わせて原作が売れるといった消費ニーズを捉えていること。そして、月額会員に毎月チャージされる1200円分のポイントを超えて購入した場合、最大40%をポイント還元している施策を挙げている。
現状、会員の25%が電子書籍を利用し、21%が映像と電子書籍を併用しているという。アニメは見放題作品が9割を占めるため、ポイントの使い道として電子マンガを購入するユーザーも多いようだ。電子書籍の利用層は、約6割が20代以下とのこと。
U-NEXTではリニューアル1周年を記念し、2月1日から4週連続でキャンペーンが行われている。『鬼滅の刃』『Re:ゼロから始める異世界生活』など、映像とマンガの両方が楽しめる400作品が、無料配信されている。
U-NEXTは、2009年に株式会社USEN子会社より新設分割で設立、映像配信サービス事業を主軸とする。2014年4月から、東芝「BookPlace」をベースとしたU-NEXT会員向けの「BookPlace for U-NEXT」を展開。2015年9月に東芝「BookPlace」を事業継承、2019年1月に統合してリニューアルした。
参考リンク
U-NEXTリニューアル1周年記念キャンペーンのお知らせ