米Plastic Logic社、ロシア国内の教育機関向けに電子書籍端末「Plastic Logic 100」を発売

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【編集部記事】電子ペーパー開発ベンチャーのPlastic Logic社(本社:米国カリフォルニア州)は現地時間の9月12日、ロシア国内の教育機関向けに新型の電子書籍端末「Plastic Logic 100」を発売した。

  Plastic Logic 100は、10.7型のタッチスクリーン型電子ペーパーディスプレイを搭載した超薄型の電子書籍端末で、本体の薄さ7.65ミリ/重さ475グラムを実現。価格は12,000ロシアルーブル(約3万円)で、ロシア政府の電子教科書普及プログラムに指定された教育機関に納入開始されるとのこと。

 Plastic Logic社は、もともと英ケンブリッジ大学発の電子ペーパー研究ベンチャーで、電子書籍ブームと同時に米国シリコンバレーに本部を移転し、電子書籍端末「QUE proReader」を昨年春に発表したが頓挫。その後、ロシア国有のナノテクノロジー企業であるRussian Corporation of Nanotechnologies(本社:ロシア・モスクワ市)傘下で経営再建を続けている。【hon.jp】

問合せ先:米Plastic Logicのプレスリリース( http://www.plasticlogic.com/news/pr_education_announce_sep122011.php

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