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「マンガ図書館Z」を運営する株式会社Jコミックテラスは7月18日、同社が認定した「Zオフィシャル作家」の作品を、グループ会社である株式会社メディアドゥの配信システムを活用し、主要な電子書店への本格配信を開始したことを発表した。対象は約240名の作家、約1900点となる予定。
マンガ図書館Zでは作品の無料掲載による広告収益の作家への還元以外に、PDFの有料販売やプリントオンデマンドによる印刷版の販売、2014年9月からはアマゾン「Kindleストア」への登録代行も行っていた。また、株式会社ブックリスタ系の「ブックパス」「Reader Store」への配信も行われていた。
当メディアの取材によると、今後は新たに「Apple Books」「ebookjapan」「DLsite.com」「コミックシーモア」「DMM.com」「紀伊國屋書店ウェブストア/Kinoppy」「honto」「GooglePlayブックス」「セブンネットショッピング」「cdjapan」「Neowing」「BookLive!コミック」「BookLive!」「楽天Kobo」「music.jp」への配信が行われる。
[2019年7月19日追記:リストから「BOOK☆WALKER」が抜けていましたが、配信対象とのことです。追記しお詫びいたします。申し訳ございません。]
なお、作家への印税率については、作家にのみに開示しているとのこと。ただし、今回の施策は作家に還元する収益の増加が目的なので料率は高めに設定しており、契約作家には好評価をいただいている、とのことだ。
参考リンク
マンガ図書館Z
https://www.mangaz.com/
株式会社Jコミックテラス公式サイト