《この記事は約 2 分で読めます(1分で600字計算)》
Adobe Systems Incorporated(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ)と株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(本社:以下ドコモ)は、3月9日、ドコモのFOMAにPDFファイル閲覧ソフトウェアであるAdobe Reader LEを採用することについて合意したと発表した。
FOMAにAdobe Reader LEを採用するることによって、iモードサービス利用者は、Adobe Portable Document Format(PDF)のファイル形式で提供されるコンテンツをご利用できるようになります。
モバイルインターネットならではの機能と連携した携帯電話向けPDFファイル閲覧機能の提供は日本で初めて。
今回採用されたAdobe ReaderはFOMA向けに最適化されたものだ。ドコモの要望を組み込み、アドビ システムズ社と株式会社ACCESSと共同で開発している。Adobe Reader LEは、テキストの検索、ファイルの回転といったパソコン向けAdobe Readerと共通の機能に加えて、「Web to」、「Mail to」、「Phone to」といったiモードサービスならではの機能に対応しているため、PDFファイルに掲載されているリンク先へ移動のほか、電子メールの送信、電話発信などが簡単に行える。
FOMAにAdobe Reader LEが採用されることによって、PDFファイルの特徴であるビジュアルリッチな表現、高いセキュリティ、簡単な操作性を活かした様々なコンテンツサービスの制作や提供が可能となる。この新機能を使った提供可能となるコンテンツ例としては、路線図やカタログ、明細書、アナリストレポートなどをWeb上からFOMAにダウンロードして閲覧するコンテンツが考えられる。
【関連リンク】
本記事についてのプレスリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/05/whatnew0309b.html
NTTドコモ ホームページ
http://www.nttdocomo.co.jp/
アドビ システムズ ホームページ